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1937年ボストン生まれ。
ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、生物地理学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。
『銃・病原菌・鉄(上)(下)』はそれらの広範な知見を統合し、文明がなぜ多様かつ不均衡な発展を遂げたのかを解明して世界的なベストセラーとなった。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、現在は同校地理学教授。
アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会の会員にも選ばれている。
アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス国際賞など受賞は多く、『銃・病原菌・鉄』ではピュリッツァ−賞を受賞している。
(上巻)
プロローグ 〜ニューギニア人ヤリの問いかけるもの 第1部 勝者と敗者をめぐる謎 1 1万3000年前のスタートライン 2 平和の民と戦う民との分かれ道 3 スペイン人とインカ帝国の激突 第2部 食料生産にまつわる謎 4 食料生産と征服戦争 5 持てるものと持たざるものの歴史 6 農耕を始めた人と始めなかった人 7 毒のないアーモンドのつくり方 8 リンゴのせいかインディアンのせいか 9 なぜシマウマは家畜にならなかったか 10 大地の広がる方向と住民の運命 第3部 銃・病原菌・鉄の謎 11 家畜がくれた死の贈り物 |
(下巻)
第3部 銃・病原菌・鉄の謎(承前) 12 文字をつくった人と借りた人 13 発明は必要の母である 14 平等な社会から集権的な社会へ 第4部 世界に横たわる謎 15 オーストラリアとニューギニアのミステリー 16 中国はいかにして中国になったのか 17 太平洋に広がっていった人びと 18 旧世界と新世界の遭遇 19 アフリカはいかにして黒人の世界になったか エピローグ〜科学としての人類史 |
(上巻)
プロローグ〜ふたつの農場の物語 第1部 現代のモンタナ 1 モンタナの大空の下 第2部 過去の社会 2 イースターに黄昏が訪れるとき 3 最後に生き残った人々 −ピトケアン島とヘンダーソン島 4 古の人々−アナサジ族とその隣人たち 5 マヤの崩壊 6 ヴァイキングの序曲と遁走曲 7 ノルウェー領グリーンランドの開花 8 ノルウェー領グリーンランドの終焉 |
(下巻)
第2部 過去の社会(承前) 9 存続への二本の道筋 第3部 現代の社会 10 アフリカの人口危機−ルワンダの大量虐殺 11 ひとつの島、ふたつの国民、ふたつの歴史 −ドミニカ共和国とハイチ 12 揺れ動く巨人、中国 13 搾取されるオーストラリア 第4部 将来に向けて 14 社会が破滅的な決断を下すのはなぜか? 15 大企業と環境−異なる条件、異なる結末 16 世界はひとつの干拓地(ポルダー) |